「YOUは何しに日本へ?」で紹介された竹打ち祭りが気になる!
12月6日に放送されるYOUは何しに日本へ?では竹打ち祭りが紹介されます。
竹打ち祭りという名前を聞いてすぐあれだ!とわかる人は少ないかもしれません。
正直私も最初聞いたときはピンときませんでした。
しかし、竹打ち祭りは大切な日本の伝統的な祭りの1つなんです。
そこで今回は竹内祭りの内容などを紹介していきます。
竹打ち祭りとは?
竹打ち祭りは秋田県美郷町の伝統的な祭りです。
現在は、国の重要無形民俗文化財に指定されている「六郷のカマクラ」の一部となっています。
重要無形民俗文化財とは、人々が日常生活の中で生み出し継承してきた無形の民俗文化財のうち、特に重要なものとして国が指定したものです。
竹打ち祭りの概要
竹打ち祭りは、毎年2月11日~2月15日に開催される「六郷のカマクラ」という行事の最終日に行われるものです。
この行事は豊作、安全繁栄を祈る「年ごい」・凶作や不幸を除去する「悪魔払い」・吉凶を占う「年占い」という3つの意味があります。
願いを3つもいっぺんに叶えられるなんて嬉しいですよね。
竹打ち祭りは名前の通り、竹を激しく打ち合うことで豊作を祈願します。
使用される竹は7~8メートルということで、大人でも持って投げるのは大変な気がします。
南北で軍に分かれて行われ、北軍が勝てば豊作、南軍が勝てば米の値があがるといわれているそう。
この原理から行くと北軍が勝たなきゃいけないように思えますが、わざと負けたりとかはしないのか気になりますね。
闘いが終わったら同じ町の仲間ということで、一緒に豊作を願いながら割れ竹でご神火を打ち合います。
この祭りは200人ほどの大きな規模で行われるそうで、とても迫力があります。
火の粉が飛び散るので近くに行ってみることは難しそうですが、1度は見てみたいですね!
竹打ち祭りは危険すぎる?
竹打ち祭りはその危険性から、オーストラリアのテレビ局ABCが選ぶ世界の危険な祭りに選ばれたことでも有名です。
世界の危険な祭りは10個選ばれるのですが、その中で日本の祭りは竹打ち祭りを入れて3つ選ばれています。
こんなに広い世界で日本の祭りが3つも選ばれるなんて驚きですよね!
でも祭りという伝統的な行事が根強く残っているという点では、日本の誇るべき点なのかなとも感じます。
竹打ち周りの危険性を象徴するのが、祭り中のヘルメットです!
祭りの参加者はヘルメットの着用が義務付けられています。
ヘルメットでは頭しか守れませんし、心配はぬぐえませんが……。
けが人が出ないように十分気をつけながら、長く続いてほしいですね!
竹打ち祭りの動画を見ての感想
今回調べるにあたって、竹打ち祭りの動画がYoutubeにアップされていたので見てみました!
私が見たのは2018年の映像だったのですが、すごい映像でした!
竹がとても長いので、自分の竹がどこを攻撃しているのか実際あまりわかっていないまま、とにかく相手と体を押し合って勝とうとする姿が印象的でした。
また、2月ということもあり地面は一面雪で覆われており、当日も雪が降っていたので寒さとも戦わなきゃいけなくて大変そうでした。
私みたいなやつは絶対参加できない気合の入った祭りです。
祭りが終わった後の参加者のインタビューのところでは、皆さん笑顔だったのでそこにほっとさせられました。
異様な雰囲気はありますが、気になった方はぜひチェックしてみてください!
まとめ
今回は竹打ち祭りについて紹介しました。
日本には本当に様々な祭りがありますが、また1つ知ることができてよかったです。
正直危険も伴うものなので見に行くのも少し気が引けますが、一生懸命信念をもって祭りを守っている人たちの強い思いを考えると、死ぬまでに1度は見てみたい祭りだなと感じました。
皆さんも秋田に行く際には、ぜひ調べてみてください!