【鉄腕DASH】意外と知らないイソギンチャク!クマノミとはとっても深い仲!
11月14日の鉄腕ダッシュでは「イソギンチャク」の料理方法が紹介されます。
名前は聞いた事はあるイソギンチャクですが、実際に食べた事がある方は少ないのではないでしょうか?
今回は謎が多いイソギンチャクについてご紹介していきます!
イソギンチャクとは?
イソギンチャクとは主に円筒形の形をした物で、口の周りが多くの触手で覆われています。
その色鮮やかな様子から「海のアネモネ」という神秘的な名前で呼ばれているんですよ!
日本語名で漢字にすると「磯巾着」職種を縮めた姿が巾着に似ていることからその名前が付けられました。
体長は1.5大体センチ程のものが多く、天敵を針で刺して攻撃します。
イソギンチャクの主な天敵は「ウミウシ」や「ヒトデ」です。イソギンチャクのだすフェロモンが天敵を引き寄せてしまい、食べられてしまいます。
イソギンチャクは動物?植物?
イソギンチャクとはそもそも動物なのか植物なのかわかりませんよね。
実はイソギンチャクは「刺胞動物(しほうどうぶつ)」と呼ばれる動物なのです!
イソギンチャクのほかにはクラゲやサンゴなどが挙げられます!
クラゲはイメージ通りではありますが、サンゴも刺胞動物の一種なんですね。
刺胞動物というのはとても数が多く「10000種類」にも上るんですよ!
その中でもイソギンチャクは1000種類ほど全国で確認されています。
イソギンチャクは普段は植物の様にサンゴ礁や岩などにくっついて生息しています。しかし全く動かないといいうことは無く、ゆっくりのスピードですが移動する事だってできちゃうんです!
イソギンチャクは何を食べているの?
イソギンチャクは普段何を食べているのでしょう?
イソギンチャクはプランクトンや小海老、小魚等を食べて生きています。
刺胞でイソギンチャクの近くにやってきた微生物などを刺し、痺れさせてから大きく口をあけて吸い込みます。
体内で消化されそうなものは消化をされ、消化することができなかったものは口から排出される仕組みです。
飼育されているイソギンチャク等は細かく砕いて与えている様ですよ!
イソギンチャクとクマノミの関係
映画やテレビでも取り上げられることが多いのでご存知の方も多いと思いますが、クマノミとイソギンチャクには深い関係があるんです!
クマノミは鮮やかなオレンジ色、白い帯が映える美しい魚です。正式名は「カクレクマノミ」と呼ばれています。
カクレクマノミはその名前の通り「イソギンチャクに隠れて生活しています。」ただ一方的に隠れているわけではありません!
カクレクマノミとイソギンチャクの関係は「共生関係」と言います。
カクレクマノミ、イソギンチャク両方にメリットのある状況なんですね!
1. カクレクマノミはイソギンチャクの刺胞(毒)が効かないことがわかっています。
カクレクマノミの体表にある粘液がイソギンチャクの物と類似している事が理由です。イソギンチャクはカクレクマノミを餌と認識することができないんですね!この特性からクマノミはイソギンチャクの中に身を隠す事で、カクレクマノミ自身の天敵から身を守る事ができるメリットができるんですね!
2. カクレクマノミはイソギンチャクの近くをよく泳いでいます。
一見なんでもない様な行動に見えてしまいますが実はそうではありません!新鮮な水をカクレクマノミが泳ぐことによって巡回させているんですね!他にもカクレクマノミの食べ残しをイソギンチャクが分けてもらうことによって元気を保っています。
このようにイソギンチャクとカクレクマノミの関係が深いことがわかっています。
イソギンチャクの生態について紹介いたしました!
カクレクマノミとの共生関係を築いている事、天敵がヒトデやウミウシなどの小さい生き物である事は私自身知らない事でしたのでびっくりしました!
11月14日の鉄腕ダッシュではこのイソギンチャクを実際に料理して食べていく様なのですが、いったいどの様な料理になるか楽しみですね!